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こんにちは
以前少し書かせてもらったマウスピース矯正の違いですが、まとめてみます。
当院ではインビザライン (アライン社)をお勧めしております。その理由も含めてお話しします。
マウスピース矯正は、一見同じと思いきや作り方も違いますし、装置の形も違います。
インビザラインとは違い、かなり部分的にしか動かせません。上下の前歯だけです。前歯の部分的なものが多く、噛み合わせの治療や奥歯を動かすのは適していません。
値段は比較的安価です。若者の間で広がっていますが、しっかりと歯科医師と相談しておかなければ、思い通りの歯並びにならなければ追加で費用がかかることもあるそうです。マウスピースの装置だけでなく、拡大床を併用することもあります。
軽度な歯並びは対応できると思います。マウスピース矯正の中では適応が一番限られるように思います。キレイライン は日本で始まったので歴史も浅く、実証データが少ないと考えます。
ここからは個人の感想ですが、、、
「歯科矯正=約100万円」ではなく、例えば予算が20万円の場合、「20万円以内で綺麗になるところまで」という選択がキレイライン矯正ならできるのです。(キレイライン ホームページより)
これは医療ではもはやない気がします。値段によってゴールが決めれるのであれば、お金が出せないのであれば中途半端になるということです。美容と考えた方がいいかもしれませんね。
これも軽いガタつきを治すマウスピース矯正です。私も以前、一度矯正された方の後戻りをアソアライナーで治療しておりました。
各ステップで型取りをとり、柔らかい、中くらい、硬いマウスピースを3枚使用し、交換していきます。動いたらまた型をとってマウスピースを作成します。マウスピースを作り替えのたびに、型取りをして取りに行くということになるので、治療回数がかかります。
弱く力をかけますので、痛みは出にくい矯正になります。
ただこちらも複雑な歯並びや大きく動かす矯正には向きません。適応できるケースはキレイライン と同じく限られています。マウスピース自体も歯茎まで覆いかぶせるので、大きく違和感は大きいかと思います。
2006年にインプラントで有名なストローマン社が開発したマウスピース矯正です。インビザライン が有名になって後発で出たマウスピース矯正です。
仕組みはインビザライン と同じように口腔内スキャナーでマウスピースを作成します。アソアライナーと同様、マウスピースは大きく作成されており、歯茎を覆う形になります。マウスピース自体も硬く、着け外しが難しいと言われています。マウスピースが硬いと外す時、歯を引っ張る力が強く、揺れたり歯が弱くなってしまうリスクがあります。
マウスピースは固ければ、力がかかって動きやすいというものではありません。最適な矯正力というものがあります。
マウスピース矯正ならインビザライン がお勧め!
他のマウスピース矯正もメリットデメリットがあります。要は適材適所と設計など指揮をとる歯科医師の力量にかかってきます。
数あるマウスピースの中で圧倒的なシェアを誇ります。世界中で数百万の患者さんの治療のデータを集め、最適に動きやすいように設計されています。
マウスピースの素材もいくつも改良されており、以前は再現実現性が50%、現在は70〜80%とされており、企業の研究、データ収集からマウスピース矯正の治療をさらに改善されていきます。
設計図を作成してからマウスピースを作成しますので、治療ゴールがはっきりとします。コンピュータが最短で動かす計画を立てます。
唯一の弱点は、計画図を立ててからマウスピースを作成するため、スタートまで少し時間がかかります。その分、治療計画をしっかり立てているため、治療回数が少なく済みます。
インビザライン に以外にもワイヤー矯正、小児矯正も対応いたします。
関連記事:
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この記事書いたのは 医学博士 歯科医師 今井佑輔 です。
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大阪市旭区千林大宮に「ステラ歯科クリニック千林大宮」を開院し、院長を務めています。
「自分が本当に通いたい歯科医院」をモットーに、生まれ育った地元大阪で歯科医療で貢献して参ります。